5月22日、モリッシーが50回目の誕生日をライブで祝った。このライブは今回彼の故郷マンチェスターで2度行われるライブのうち、最初のもの。
マンチェスター・アポロのステージに現れたモリッシーは盛大なスタンディング・オベーションで迎えられた。長い拍手が鳴り止むと、モリッシーは「おぞましい50年だったな」と言い、早速ザ・スミスの名曲“ジス・チャーミング・マン”に入った。
ソロ作品とザ・スミス時代のシングル曲を惜しげもなく披露したこの夜、活気に満ちたモリッシーはしきりに観客と冗談を交わし、握手をした。
“ガールフレンド・イン・ア・コーマ”の前にはサプライズでギタリストのボズ・ブーラーが“ハッピー・バースデイ”を演奏し、それに合わせて観客が合唱。
するとモリッシーは「俺は50歳じゃないよ。フォーティ・テンだよ(注:フォーティ・ナイン=49歳の次もまだ40代、という意味)」とうそぶき、「今の曲、リハーサルしたのか? そんな風に聴こえたけど」と笑った。
“ザ・ワールド・イズ・フル・オブ・クラッシング・ボアズ”に入る際には、音楽産業を攻撃することも忘れなかった。「俺は誰かがブリット・アウォードにノーと言い、いんちきなマーキュリー・ミュージック・プライズにノーと言うのを心待ちにしているんだ。世界が退屈な人間だらけになってしまう(the world is full of crashing bores)日が来るまでは」
とはいえこの夜のライブには全体に誕生日を祝福するムードが漂い、最後にはファンに人気のある“ファースト・オブ・ザ・ギャング・トゥー・ダイ”も演奏された。モリッシーとバンドは今日2度目のスタンディング・オベーションに包まれながらステージを去った。
この日のセットリストは下記の通り。
1. This Charming Man
2. Irish Blood, English Heart
3. Black Cloud
4. How Soon Is Now?
5. All You Need Is Me
6. How Can Anybody Possibly Know How I Feel?
7. Girlfriend In A Coma
8. I'm Throwing My Arms Around Paris
9. Let Me Kiss You
10. Ask
11. Something Is Squeezing My Skull
12. One Day Goodbye Will Be Farewell
13. Why Don't You Find Out For Yourself?
14. The World Is Full Of Crashing Bores
15. I Keep Mine Hidden
16. When Last Time I Spoke To Carol
17. Best Friend On The Payroll
18. Sorry Doesn't Help
19. Some Girls Are Bigger Than Others
20. The Loop
21. I'm OK By Myself
22. First Of The Gang To Die
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モリッシー、50回目の誕生日をライブで祝う
2009.05.25 20:08