【JAPAN最新号】恋するみんなの共感を呼ぶSHISHAMOの歌、その根源にある表現欲求の正体とは? 30年の半生を明かす、宮崎朝子・2万字インタビュー

音楽を「仕事」って言うとお客さんは寂しがりますけど、私にとっては全然ネガティブな言葉じゃない。それが楽しいし、生きがいになってるんです

結成から14年、デビューから11年、そして現在のメンバーになってから10年。
決して短くないキャリアを重ねてきたSHISHAMO

作品ごとに進化し、たくさんの愛される楽曲を生み出し、幅広い世代から支持されるバンドとなったことは間違いないが、じゃあそのフロントパーソンである宮崎朝子とは何者なのか?と問われると、実は僕たちは彼女のことを思った以上に知らないということに気づく。公言している通り、歌詞に自分の思いや経験を綴るタイプでもないし、SNSでバンバン思っていることを発信するタイプでもない。

そのある種のつかみどころのなさがSHISHAMOの魅力だとも思うのだが、ではなぜ宮崎はそうしたスタンスで音楽を作り続けるのだろうか?もっといえば彼女は何のために曲を書き、バンドをやり続けているのだろうか?
その謎を今こそ解き明かす、決定版2万字インタビューだ。

インタビュー=小川智宏 撮影=横山創大
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年1月号より抜粋)


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