アリシア・キーズが咽頭炎から復活しワールド・ツアーを開始、ロンドン公演レポが到着

アリシア・キーズが咽頭炎から復活しワールド・ツアーを開始、ロンドン公演レポが到着 - アリシア・キーズアリシア・キーズ

サマーソニック08への参戦決定で注目の集まるアリシア・キーズが、体調不良を乗り越え、ワールド・ツアーを開始した。

昨年11月にリリースした最新アルバム『アズ・アイ・アム』が全米チャートでトータル4度(リリース週、リリース2ヶ月後に2週連続、さらにリリース3ヶ月後)の1位獲得。全世界で500万枚、ここ日本でも23万枚というセールスを記録するなど、躍進を続ける彼女。

そんなアリシアだが、アルバム発売以降の激務がたたったためか体調を崩し、当初ヨーロッパ・ツアーのキック・オフとして予定されていた2月25日のグラスゴー公演と26日のマンチェスター公演を、咽頭炎により中止していた。しかし、その後28日のバーミンガム公演は予定通り開催となり、2月29日ロンドン公演では完全復活した姿をファンに見せた。

28日、あのレッド・ツェッペリンも再結成公演を行ったことで知られる2万人収容のロンドン/O2アリーナ会場は、彼女の回復を待ちわびたファンで満員に。ショウは“アズ・アイ・アム”のピアノ・イントロでスタート。現在世界的に大ヒット中の最新曲“ノー・ワン”やデビュー曲でもある“フォーリン”といったじっくり聴かせるタイプのR&Bトラックに続いて、“ゲットー・ストーリー”“ウェイティング・フォー・ユア・ラヴ”といったアップテンポのダンス・トラックをノンストップで繰り広げ、自らもバック・ダンサーとともにスピーディーでエネルギッシュなダンスを披露。“女のパワフルさ”を、歌声のみならず動きでも見せつけ、会場を沸かせた。ショウの半ばには彼女のライヴの真骨頂といえるピアノの弾き語りも披露され、絶品のピアノ&ヴォーカル・パフォーマンスで場内を圧倒した。

日本への上陸は、ヨーロッパ/アメリカ・ツアーの後となるだけに、さらに磨き上げられたステージが期待される。才色兼備を誇る、現シーン随一のヴォーカリストのステージは、今年のサマーソニックの大きなみどころの一つとなるに違いない。
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