プライマル・スクリームが現在新作をレコーディング中、年内に発表する目標であることが明らかになった。
BBC 6ミュージックの公式サイトによれば、新作についてベーシストのマニは「俺ら、今レコーディングをしているんだ。いいものになるよ」と語ったという。また、多数のプロデューサーが参加しており、ブロック・パーティーやマキシモ・パークらのプロデューサーとして知られるポール・エプワース。加えて、キリング・ジョークのベーシストであり、プライマルのほかU2、ジ・オーブやザ・ヴァーヴのプロデュースを手がけてきたユース。そしてバンド自身のプロデュースによる楽曲もあるようだ。またミキシングはシミアン・モバイル・ディスコの片割れであり、アークティック・モンキーズやクラクソンズとの仕事が知られるジェイムス・フォードが担当予定とのこと。
現在制作中というニュー・アルバムは、2006年に発売された『ライオット・シティ・ブルース』以来、9枚目のスタジオ・アルバムとなる。前作でガレージ・ロック・サウンドへの回帰をみせた彼らだが、今名前の挙がっているプロデューサーたちはエレクトロ/ニュー・ウェイヴ的なサウンド・テクスチャーも得意とする人々なだけに、新たな方向性が提示される可能性も大。なお、プライマル・スクリームは前作でコロムビアとの契約が終了しているため、その行方も注目となりそうだ。
プライマル・スクリーム、新作の制作をスタート
2008.03.05 23:58