ストロークス、ニュー・アルバムはジュリアン抜きでレコーディング中

ストロークス、ニュー・アルバムはジュリアン抜きでレコーディング中

ジュリアン・カサブランカスが、ザ・ストロークスの新作のレコーディングに参加していないと語っている。

ジュリアンによれば、まず他のメンバーたちがレコーディングをして、その後に自分がボーカルを入れることで、メンバーたちの作業に干渉しないようにしているのだそうだ。

「彼らはいい仕事をしたと思うよ」とABC Newsに話すジュリアン。インタビュアーから「『彼ら』ですか? あなたもではなくて?」と訊かれると、「そう、曲を録っているんだ。いいものを作ってくれていると思う」と彼は答える。

レコーディングに参加していない理由についてはこう語っている。「正直な話、メンバーたちにとっていい機会になると思ったんだ……つまり、僕はかなり偏屈な人間だからね。自分のやり方かゼロかみたいな押しつけがましい感じではなく、曲を聴いて『うーん、ベースはちょっと変えたほうがいいんじゃないかな』って言うくらいにしたかった。僕が部屋にいないほうが彼らも羽を伸ばせるような気もするし」

ニュー・アルバムのサウンドについては、「前作(2006年作『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』)に近いものだと思うけど、もう少しファンキーにするかもしれない」と話している。

6月12日にワイト島フェスティバル、6月13日にスコットランドのロック・ネス・フェスティバルに出演することになっているストロークス。フェスへの出演を決めたのは金銭的な動機からだという。

「本当のことを言ったほうがいいのかな? 金のためだよ」と出演を承諾した理由について訊かれたジュリアンは答えている。「そう。かなりクレイジーなオファーだったからイエスと言うしかなかったんだ」

このインタビューの映像は下記「関連サイト」のABC Newsのウェブサイトで視聴可能。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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