ペイヴメントは5月10日から4日間にわたるロンドンのO2アカデミー・ブリクストンでの連続公演を開始し、初日は全編31曲という長大な内容になった。ペイヴメントがブリクストンで演奏するのは99年11月以来のことで、実はこの時のライブが再結成するまではバンドにとっての最後のものとなっていた。ギターのスコット・カンバーグはバンドにとってブリクストンがどれだけ重要な会場であるかを「すごく特別な場所なんだよ」と言って観客に伝えたが、その後に「リバプールも悪くないんだけどさ」とまぜっ返した。するとボーカルのスティーヴ・マルクマスがスコットに、自分の演奏以外で、ブリクストンで誰かほかのアーティストのライブを観たことがあるかと訊いて、まずスティーヴが自分はEMFとザ・ストリーツを観たことがあると語った。スコットもやはりEMFを観ていて、その時「エクスタシーをキメてみたんだけど、あんまりうまくキマらなかったんだよね」と回想した。基本的に最初から最後までライブは熱かったが、一番盛り上がったのが、“ゴールド・サウンズ” “レインジ・ライフ”それとスコットがボーカルをとる“デート・ウィズ・IKEA”、そして、94年の大ヒット曲“カット・ユア・ヘアー”だった。セットリストはほとんどが中期までの作品で構成され、99年の最後のアルバム『テラー・トワイライト』からは“スピット・オン・ア・ストレンジャー”しか演奏しなかった。アンコールの2曲目となった“コンデュイット・フォー・セール”の演奏に入る前にスティーヴはこの曲は92年にソニック・ユースとブリクストンでライブをやった時にも演奏したことのある曲だと紹介した。なお、ペイヴメントは5月15日から17日にかけて行われる今年のオール・トゥモローズ・パーティーズのキュレーターも務めることになっている。また、スコットは12日のライブ後に、自身のソロ・ライブも予定している。5月10日のセットリスト'Silence Kit'
'Stereo'
'Frontwards'
'Box Elder'
'Father To A Sister of Thought'
'Unfair'
'Shady Lane'
'In The Mouth A Desert'
'Gold Soundz'
'Summer Babe'
'Grounded'
'Kennel District'
'Perfume-V'
'No Life Singed Her'
'Fight This Generation'
'Range Life'
'Two States'
'Trigger Cut'
'Starlings Of The Slipstream'
'Spizzle Trunk'
'Spit On A Stranger'
'Elevate Me Later'
'Rattled By The Rush'
'Cut Your Hair'
'We Dance'
'Date w/ IKEA'
'Debris Slide'
'Give It A Day'
'Stop Breathin''
'Conduit For Sale!'
'Here'(c) NME.COM / IPC Media 2010
ペイヴメント、10年ぶりにブリクストンへ凱旋
2010.05.12 14:00