井口さんが主演を務める10月2日公開の映画『逃げろお嬢さん』は、山奥で温泉宿を営む康太(井口)が、高校時代から推している元アイドル舞子(深川麻衣)と出会うことで始まる物語。「推しとファン」という関係が「人と人」へと徐々に変化する様子を、美しい映像で描いたこの作品に、井口さんはどう向き合ったのか? 本誌掲載インタビューの中から一部抜粋してご紹介します。
現代社会の狭苦しい人間関係の中で生きる舞子と、山で育ってスマホも持っていなければネットも使わない康太という、まったく違うふたりが重なってくるのが面白いですよね。でもこれ、ありふれた話に置き換えられると思うんですよ。たとえばSNSでまったく関係ない他人に何か物申したりするというのが昨今の状況だと思うんですけど、そうじゃない人間関係の在り方──本来の人間の在り方みたいなものが、この作品では少し描けているんじゃないかなって
役者人生を形にしたという本作への強い思い、井口さん自身の活動のスタンス、そして芝居がアーティスト活動に与えた影響についてなど、たっぷりとお話を聞いています。インタビュー内には少しだけではありますがネタバレも含まれるのでお気をつけください! 映画公開前の楽しみに読んでもらえたら嬉しいです。情緒ある撮り下ろしフォトはCUTのInstagramでも一部公開しているので、あわせてチェックしてくださいね! CUT10月号は、9月18日(金)発売です。(阿部文香)自分が苦しかったときに誰かがしてくれたことだったり、聴いた音楽だったり、観た映画に励まされたり、そういうことって記憶に強く残るじゃないですか。ファンがどうこうじゃなく一般論として、人としてあのときに自分を救ってくれた、優しい言葉をかけてくれた、という記憶がその人の宝物になる。それが今回の映画の肝というか、骨格になっていると思うんです
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