次の日本ツアーでは僕たちがまだプレイしたことのない、そういう場所にも行く予定だから、その面ではとてもエキサイティングだね
●それにしても、“C.E.O”(最高経営責任者)の歌詞は自虐ユーモアと皮肉が利いていますね。「新しいことをやりたいのに、みんなが聴きたいのは90年代の古典ばかり」とぼやくあなたのモノローグにニヤッとさせられます。曲調そのものも“アンダン〜”の続編風でこれまたひねりを感じますが、あのアイデアはどんな風に生まれたのでしょう?リヴァース「(笑)。ああ、あれはね……『ザ・ゴールド・アルバム』のために自分が最初に書いた曲が、確かあれだったと思う。『シーズンズ』の『ウィンター』を出した、そのすぐ後だったんじゃないかな? ということは、22年の終わり頃だ。で、僕はあの『シーズンズ』の作品サイクルをとても気に入っていたんだけど、1年のうちに『春』、『夏』、『秋』、『冬』と連続リリースしていくごとに、作品を聴く人の数が減っていくことに気づいた。で、僕は考え始めたんだ……つまり、自分たちは音楽をリリースし過ぎなんだろうな、と。ああやってがんがん作品を出すのは、本当に楽しいんだよ。僕も心からエンジョイしたし。けれども、それに対する需要は供給に見合うくらい高くないのが現実、みたいな?そんなわけで、より多くの聴き手とコネクトできるアルバムを作りたいのであれば、自分たちはもっと戦略的に考え始める必要がある、と悟ったんだ。ということで僕は、スタジオで思うまま実験にふけるマッドサイエンティストというよりも、自分はもっとこう、企業の最高経営責任者みたいに物事を考えなくちゃいけないな、と思ったわけ」パトリック「へえー、そいつはおもしろいな」リヴァース「うん、あの歌のアイデアの出どころはそこなんだ」(以下、本誌記事へ続く)
ウィーザーの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』10月号に掲載中です。
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