グリーン・デイは6月19日にロンドンのウェンブリー・スタジアムで自分たちの「人生でも最大のファッキン・ライブ」を行った。
ライブは2時間50分にも及び、バンドの20年のキャリアを振り返りつつ、アルバム8枚のうち7枚からの楽曲やヒット曲を繰り出していくものとなり、さらには花火や火炎などでショーアップされたパフォーマンスとなった。
大歓声の中、登場するとドラマーのトレ・クールなどは花道を猛烈な勢いで走りながらメイン・ステージへと向かい、バンドは『21世紀のブレイクダウン』のオープナーとなる“ソング・オブ・ザ・センチュリー”でライブの幕を切った。
この曲の演奏を終えると、ビリー・ジョーはスタジアムの観客全員に立ち上がるように要求した。「これは俺の人生の中でももっともデカくてファッキンなライブだよ。これから始まっていくライブはウェンブリー・スタジアムが目撃してきたロックンロールでも史上最高のものになるからな!」
ライブを通してビリーはイギリスへの愛を折に触れて表明していて、ライブの間に何度かセント・ジョージ旗(白地に赤十字のイングランドの旗)で身をくるんだり、セント・ジョージ旗の十字をつけたかつらを被ってみせたりした。
途中でビリーは何人かのファンをステージに引っ張り上げては一緒にボーカルを歌わせたりもしていたが、“ロングヴュー”の時にはそのファンが1人でバンドと一緒に1曲まるごと歌うことに。
“ブールヴァード・オブ・ブロークン・ドリームス”の前にはビリーが「ワールド・カップで優勝するのは間違いなしに俺たちグリーン・デイだな」と宣言し、その後のこの曲の演奏は大合唱大会となった。
また、ライブの前半にはカバー・メドレーを披露する一幕もあり、ブラック・サバスの“アイアン・マン”、ガンズ・アンド・ローゼズの“スウィート・チャイルド・オブ・マイン”、AC/DCの“地獄のハイウェイ”をやってのけた。
それからバンドは95年のシングル“ブレイン・シチュー”になだれ込み、ビリーが巨大なホースで観客に向けて放水を開始。ビリーはファンを1人ステージに上げてそのホースをファンに任せると、今度は巨大なピストルで観客に向けてトイレット・ペーパーを放り始めた。
さらにはまた別な巨大な拳銃を使って、観客に向かってTシャツを放り始めることに。
“キング・オブ・ザ・デイ”ではサックス奏者に演奏のアシストを受けながら、ビリーは銀色の王冠とフェザー・ボアをまとって登場した。
そこから曲は長いメドレーへと突入し、まずはトレが赤いブラと白い帽子とおばさんメガネをつけて登場し、ルルの“シャウト”をカバー。そこからビリーがモンティ・パイソンの映画『ライフ・オブ・ブライアン』で有名な“オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ”のカバーへと移り、そこからアンダートーンズの“ティーンエイジ・キックス”、ローリング・ストーンズの“サティスファクション”“ペイント・イット・ブラック”、そしてビートルズの“ヘイ・ジュード”を披露した。
ライブの終わりに近づいてくると、ビリーは「ひとつ言っておきたいんだけど、今日のライブのことを俺は一生忘れないと思うよ」と観客に伝えてから、“ホエン・イッツ・タイム”のアコースティック・バージョンを演奏した。
最後に“ウェイク・ミー・アップ・ホエン・セプテンバー・エンズ”と“グッド・リダンス(タイム・オブ・ユア・ライフ)”を演奏して、ライブは大歓声の中で終演となった。
セットリストは以下の通り:
'Song of the Century'
'21st Century Breakdown'
'Know Your Enemy'
'East Jesus Nowhere'
'Holiday'
'The Static Age'
'Give Me Novacaine'
'Are We The Waiting'
'St. Jimmy'
'Boulevard Of Broken Dreams'
'Nice Guys Finish Last'
'Burnout'
'Waiting'
'Geek Stink Breath'
'Dominated Love Slave'
'Hitchin' A Ride'
'Welcome To Paradise '
'When I Come Around'
'Iron Man'/'Sweet Child O' Mine'/'Highway To Hell'
'Brain Stew'
'Panic Song'
'Jaded'
'Longview'
'Basket Case'
'She'
'King For A Day'
'Shout'/'Teenage Kicks'/'(I Can't Get No) Satisfaction'/'Hey Jude'/'Paint It Black'
'21 Guns'
'Minority'
'American Idiot'
'Jesus Of Suburbia'
'When It's Time'
'Wake Me Up When September Ends'
'Good Riddance (Time of Your Life)'
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