ヴァンパイア・ウィークエンド、サマー・アンセム“ホリデイ”の闇について語る

ヴァンパイア・ウィークエンド、サマー・アンセム“ホリデイ”の闇について語る

今年のグラストンベリー・フェスでメイン・ステージのピラミッド・ステージに6月25日に登場するヴァンパイア・ウィークエンドだが、今年の夏、最も輝くバンドとさまざまな評論家から目されていることに戸惑いも感じているらしい。

特に“ホリデイ”がこの夏最大のシンガロング・ソングとして見られていることにバンドは違和感もあるとか。

ベースのクリス・バイオはこう語っている。「空港で買ったインテリジェント・ライフ誌に“ホリデイ”がかっこうの夏のアンセムだっていう記事が載ってたんだよね。ほかにも夏のアンセムが紹介されていて、“ヘイ・ジュード”とか、ペイヴメントの“ラスト・ナイト”や“ホリデイ”が挙げられていたんだ」。

ボーカルのエズラ・クーニグは歌詞が暗に最初の湾岸戦争をほのめかしているものだけに、楽しいサマー・ソングというには無理があるかもと指摘している。「これが最高に気持いい曲かといえば、必ずしもそうとは言えないと思うんだけど。演奏だけをやってる分には気持いい曲なんだけど……曲の中ではいろんなことが起きているからね」。

けれども、ライブ自体はフェス向きな盛り上がったものにしたいとエズラは約束した。「フェス環境だと、結構ど派手なセットを用意しやすいんだよね。ピラミッド・ステージで演奏するのも初めてだし、それもまたすごく光栄だしな」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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