最新アルバム『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』が全米アルバム・チャート初登場1位を獲得したヴァンパイア・ウィークエンド。
この重要作についてさらに深く掘り下げるため、フロントマン、エズラ・クーニグへのインタビューを実施、『ロッキング・オン』8月号に掲載している。
インタビューでは、新作『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』完成に至るまでの過程を追いながら、ヴァンパイア・ウィークエンドというバンドについて、エズラ本人は以下のように語っている。
僕らは大学時代に“マンサード・ルーフ”(=マンサード屋根)なんていうタイトルの曲を演奏してバンドを始めたんだ。いかにも大学生っぽい格好で、みんなが好きになるとは思えなかったけど、でも面白いと思ってくれた人達がいたということだよね。ただ、それを
10年間も続けるなんて、やっぱり変だと思うよ。
また、前作との間に、パートナーであるラシダ・ジョーンズ(父はクインシー・ジョーンズ)との間に第一子が誕生したエズラだが、『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』というアルバム・タイトルについても、やはり父親になったことが大きく影響しているのだろうか?
それはない。それよりずっと前にこのタイトルは思いついていたから。ただ、大人なテーマを捜していたのは間違いない。
でも、タイトルを決めた時に、このアルバムが出る頃には自分が父親になっているなんてまったく想像もしていなかった。ただ責任や人間関係を見つめたものにしたいとは思っていたんだ。それは僕の人生にも関わっていたからね。
インタビューではその他、2016年のアメリカ大統領予備選挙のことや、エズラの内に秘めたネガティブとユーモアについても語られている。
改めて、新作『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』はエズラのどのような思考のもと制作されたのか、ぜひ『ロッキング・オン』8月号にて確かめてほしい。
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