Cocco、創作とは何か、そして生きることとは何かを語る

Cocco、創作とは何か、そして生きることとは何かを語る

「ひとりでは治らない、絶対に。でもひとりで生きていくしかないから、一生治らないと思う。だから歌ってつないでいく」

先行シングルに続き、ニュー・アルバム『エメラルド』をリリースするCoccoが、上記のように自らを語っている。

掲載は、7月15日発売の『bridge64号』から。全40ページにわたる表紙巻頭特集で、Coccoにとっての創作とは何か、そして生きることとは何か、その根本に迫るロング・インタビューとなっている。

インタビューはまず、07年にリリースした前作『きらきら』以降のCoccoの生活から話が始まる。Coccoは『きらきら』のあとイギリスで暮らし始め、大学に通い、写真の勉強をしていた。その間精神疾患の治療のために病院へも行ったが、結局治ることはなかったという。その後日本に帰国するが、その理由を「歌わないといけないことがいっぱいあった」と説明し、さらに以下のように語る。

「どうせ治らないんだったら、治らない病になってるよりは、まあ、歌ったほうがプラスかなあっていう、感じ、だったのかやあ」

日本で音楽活動を再開し、自らにとってライブが如何に大切か、そして新作『エメラルド』についても話がおよぶ。今作ではCocco自身がプロデュースも手がけるなど、制作上の大きな変化もあった。またRYUKYUDISKOにアレンジを頼んだ曲もあり、その時のエピソードも語っている。

「RYUKYUDISKOには、もう歌って踊って言った、『こういうの』みたいな。踊ってみせた、いっぱい」

さらに特集記事には撮りおろし写真も多数掲載。バレリーナのような衣装をまとい、リラックスした表情で踊る姿も見ることができる。
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