元ザ・スミスのギタリストで現在はザ・クリブスの一員として活躍するジョニー・マーだが、7月13日にロスアンジェルスで行われた映画『インセプション』のプレミア上映会で、この作品のスコアを書いたハンス・ジマーや20名のオーケストラとともにライブ・パフォーマンスを行った。

映画のプレミアはエル・カピタン・シアターで行われ、上映会に続いた演奏会にジョニー・マーはオーケストラとともにステージに登場した。もちろん、ジョニーは映画のスコアのレコーディングにも参加していた。

「『インセプション』の仕事は楽しかったし、すごいいいスコアだと思うよ」とジョニーは語っている。「ハンスから声がかかってスコアに参加したんだけど、ぼくとしてはずっと一緒にやってみたかった人だったからね。すごく作品にも没頭できたし、映画もすごい作品だよ」。

レオナルド・ディカプリオ主演で渡辺謙も出演するこの作品は『ダーク・ナイト』や『メメント』を手掛けたクリストファー・ノーラン監督による話題作。

ジョニーを起用したきっかけをハンスはこう語っている。「突然、真夜中にこの作品を書いている最中にこう閃いたんだよ、『ここのところを、ジョニー・マーが弾いたら完璧だろうな！』ってね。それで電話してみたら、なんと本当に来てくれたんだよ」。

サントラはCDとダウンロードの両フォーマットで7月13日にリリースされたばかり。映画は海外では16日公開、日本では23日公開となる。

今年になってジョニーが参加したスコアはこれで2作目で、今年公開される『The Big Bang』ではジョニー自らスコアを書いている。

ジョニーの演奏するスコアのパフォーマンスの動画はこちらから（演奏は8分過ぎたあたりから →http://www.ustream.tv/recorded/8272851)

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