ジョン・ライドン、マルコム・マクラレンの葬儀は品格がなかったと語る

ジョン・ライドン、マルコム・マクラレンの葬儀は品格がなかったと語る - セックス・ピストルズ 1977年作 『勝手にしやがれ!!』セックス・ピストルズ 1977年作 『勝手にしやがれ!!』

ジョン・ライドンは元セックス・ピストルズのマネージャー、マルコム・マクラレンの葬式には「ひどく失望した」と語っている。

4月22日に行われた葬儀にジョンは参列しなかったというが、聞いた話ではおぞましいだけだし、まるで品格もなかったように思うとガーディアン紙とのインタビューで語っている。

ジョンは、ロンドンのハイギット霊園で行われた葬儀にも参加したボブ・ゲルドフの話を参考にしていた模様。

「ボブ・ゲルドフがカナダにPiLを観に来て、その時に教えてもらったんだよ。ボブによると、葬儀にも参加したそうだけど、通夜などはマルコムもどきみたいな連中ばかりでいっぱいだったって言ってたね。って、そういうおまえもそうだろって話だけど」とジョン。

元マネージャーが亡くなって、やはりさびしく思ったりはするのかと訊かれてジョンはこう答えている。「マルコム・マクラレンは特にインスピレーションになる人物じゃなかったからな。あいつは自分でやってもいないことを自分の手柄にして金もせしめたようなやつだからね。だから、ふざけんなって感じだよ。俺はさ、人が死んだとかで神妙にするのとか得意じゃないんだよ」。

死んだ直後には「なによりもまず、マルコムはエンタテイナーだったわけで、そんな人がいなくなってしまったことがぼくは 寂しいし、みんなそう思うはずだよ」と語っていたジョンだが、ずいぶん心境の変化があったようだ。

その一方でレディー・ガガに対してはベタ褒めで「素晴らしい」と称えている。

「個人的に“パパラッチ”は去年1年でよかったもののひとつだと思うな。レディー・ガガはものすごくコミカルでありながら、ものすごくクレバーでひねりが効いているよね。あのバブルを全身にまとったコスチュームとかさ、あれはまさに人生への賛歌ともいうべきものだよね」

ジョンは7月19日から6日間にわたるUKツアーに乗り出している。そのツアーと新作用のセッション費は自身のコマーシャルのギャラでまかなっているのだと先頃明かしたばかりだ。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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