クラクソンズ、「もうアルバムは作れないかもしれないと思った」とスランプを語る

クラクソンズ、「もうアルバムは作れないかもしれないと思った」とスランプを語る - 2010年作 『サーフィング・ザ・ヴォイド』2010年作 『サーフィング・ザ・ヴォイド』

8月25日に待望のセカンド・アルバム『サーフィン・ザ・ヴォイド』をリリースするクラクソンズだが、実際にセカンドが完成するまでに、はたしてセカンド・アルバムなど自分たちに作れるのかどうかもわからない状態だったという。

新作についてバンドは3年も時間をかけ、その過程で何度も作ったものをボツにしていったというが、キーボードとボーカルのジェイムス・ライトンは、制作初期の段階では自分たちにはもうこれ以上作品を作る才能がないのかもしれないとさえ思ったとNMEに語った。

「しばらくの間はぼくたち全員がレコードを作る精神状態になってなかったんだよね。この先どうしたいのか、どうなりたいのかをみんなで話せば話すほど、どんどん状態がもつれていくような感じで。なにもかもが強いられてやっているように感じられたんだよね。そもそものぼくたちのあり方の正反対になっちゃったんだよ」

さらにジェイムスはこうつけ加えた。「正直言ってある時点では、『ファーストを作れたのは、もう2度とぼくたちには再現できない偶然の瞬間が重なったからなのだろうか? もうぼくたちには2度とアルバムは作れないのだろうか?』と真面目に考えてたよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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