09年のデビュー・アルバム『コンディションズ』でその驚異的なソングライティングとパフォーマンスのポテンシャルをみせつけたオーストラリアのザ・テンパー・トラップ。次回作が待たれる中、バンドは12年までかかるかもしれないことを明らかにした。
“スウィート・ディスポジション”がトップ10入りするなど、バンドにとってはいきなり勢いに乗った感はあったはずだが、だからといって性急に次回作を作るつもりはないとバンドは説明している。
「2枚目のアルバムはまだすごい遠い先にある感じだよ」とドラマーのトニー・ダンダスは語っている。「真剣に作曲を始めるのは来年の頭くらいからになるから、来年のうちに出せる可能性もあるけど、実際に出るまで12年まで引っ張っちゃう可能性もまたすごく高いよね」。
トニーはまたこう加えた。「とにかく、急いで作っちゃうことだけはしたくないんだ。それでなくても、セカンドっていうのはいろいろプレッシャーがかかる作品だからね。ぼくたちとしては、みんなと分かち合う前に、自分たちの間でものすごく誇りに思える作品をまずは作り上げたいと思うんだよ」。
バンドは8月21日と22日にエセックスとスタフォードシアで行われる今年のV・フェスにも出演する予定だ。
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