キングス・オブ・レオンはライブ中に鳩のフンを頭上からかけられるというアクシデントに見舞われライブを中止したが、そのことがファンを二分している。
ミズーリ州セントルイスで7月23日に行われたライブでバンドは天井の梁に生息している鳩からおびただしくフンをかけられ、途中でライブを切り上げることになった。
この日キングス・オブ・レオンのサポートを務めたポステルズのダニエル・ボークも会場の鳩のすさまじさを語っていて、サウンドチェックの際には鳩の雛が巣から落ちてきてそのまま死んだりしていたとも証言している。確かにおびただしい量のフンがまき散らされていたうえにステージでは非常に温度も高く不快なので、ライブを中止にしたキングス・オブ・レオンは正しかったと説明している。
しかし、ファンのなかにはそれでもライブを続けることでロックンロール魂に見合った姿を見せることもできたのではないかという声もあって、NMEにもそうした意見が寄せられている。
「真のロック・スターはどこへ行ってしまったんだ?」とファンのひとりはコメントしている。「セックス・ピストルズだったら、この状態だからこそもっとやっていたはずだ」。
あるいは別のファンは「ロックンロール界ではなにが起きてしまっているのだろう」とぼやいてみせる。「かつてのキングス・オブ・レオンをすぐにでも連れ戻してきてほしい。駆け出しでテネシーでやっていた頃、ものを投げつけられたりして鳩のフンどころのものではなかったはずだし、その頃のことを楽しく思い出せないのか」。
その一方でライブを途中でやめたバンドの判断をかばう声もある。「クソまみれにされているのに演奏を続けるべきだったと言ってるやつはほんとのクソバカだ」とあるファンは述べている。「自分が仕事をしててクソを頭からふりかけられたら、それでも仕事を続けるか? 絶対に我慢するわけがないね」。
会場でキングス・オブ・レオンを観ていたポステルズのダニエル・ボークは、バンドの立ち去った後は相当に怒りの声が湧いていたと語るが、ドラムのネイサン・フォロウィルはこう説明している。「ジャレドを責めないでくれよ。悪いのは会場側なんだから。みんなはうんこかけられるのが好きみたいだけど、俺たちは嫌いなんだ」。
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