Cocco、大傑作『エメラルド』と沖縄への思いを赤裸々に語る

Cocco、大傑作『エメラルド』と沖縄への思いを赤裸々に語る

Coccoが8月11日にニュー・アルバム『エメラルド』をリリースする。この作品は、Coccoの生と死についての考えや沖縄への想いが濃縮された、かつてなく壮大で攻撃的なアルバム。その完成までの制作過程や、今作に懸けた思いを、Coccoが「ROCKIN’ON JAPAN 9月号」のインタビューで明かした。

琉球國祭り太鼓らとの競演、根岸孝旨、RYUKYUDISKO、Curly Giraffeなど複数のアレンジャーが参加した今作は、Cocco初のセルフプロデュース作品でもある。インタビューでは、RYUKYUDISKOとの作業は「めえなちしょうがち(毎日正月)」だったと、その達成感を語っている。

そして、島言葉で歌われた“絹ずれ~島言葉~”の完成は、Coccoにとってとても大きなものだったようだ。Coccoは以下のように語る。

「“絹ずれ”のウチナーグチをパパに授けてもらって、自分が遠いと思ってた沖縄が扉を開いてくれた」

またインタビューでは、「いつまでニライカナイ(=理想郷)あると思ってるば?」と話し、沖縄への深い愛と苛立ちが、この作品に描かれていると語った。

最近は月に2~3回沖縄に帰っているというCocco。しかし普天間基地問題がその後の選挙やワールドカップの盛り上がりにとって変えられ、今では反対するデモや運動もすっかりみなくなってしまったことへの大きな戸惑いがあるようだ。

「沖縄に行った時にすごい衝撃的で。“あ~、もう怒ってる人わたしだけなんだ”って」

「沖縄にちゃんと絶望してほしかったわけ。願いが届かなかったっていうことの絶望――。今、怒って戦わないとニライカナイはないよってすごく思って」

大きな絶望、悲しみ、そして愛が拮抗する、巨大なスケール感をもった『エメラルド』。その真意に深くまで迫った貴重なインタビューだ。
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