R.E.M.のマイケル・スタイプ、料理評論家デビュー

R.E.M.のマイケル・スタイプ、料理評論家デビュー - 1992年作 『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』1992年作 『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』

2011年の春に向けて新作を仕上げ中のR.E.M.だが、マイケル・スタイプが料理評論家としての執筆活動も始めている。

実はマイケルは俳優のグウィネス・パルトロウのメルマガになにか原稿を書いてくれと依頼されて、新作のレコーディングが行われたニューオルリーンズのレストランについてのレビューを執筆することになったとスピナーが報じている。

R.E.M.の新作のレコーディングはベルリンで終えたことはすでに報じられてきたが、その前にバンドはニューオルリーンズでもレコーディングを行っていて、その滞在の間の食生活を参考にした模様。

ニューオルリーンズの地元レストランのなかでもマイケルが一押しなのはコションというレストランでこう紹介している。「コションはニューオルリーンズのレストランでもピーター・バックの最大のお気に入りで、ピーターとしてはほとんど毎晩、できるかぎりここで食べてるみたいだったよ」と説明している。

「料理、サービス、お酒、そして食材の新鮮さからいって、肩を並べるお店はほかにはないです。おまけにぼくの短い滞在の間だけでも、たとえば、アレックス・チルトン、シザー・シスターズのアナ・マトロニックス(ママ)、ニコラス・ケイジ、エディ・ヴェダー、ティム・ロビンズ、マリオ・バターリ(アメリカ版『料理の鉄人』シェフ)、ダーモット・マローニー、パーカー・ポージーだけでなく、地元や国際的に活躍するライターや作家などという顔ぶれが揃い、そしてもちろん、あのピーター・バックも集うお店でした」

急死する前のアレックスもR.E.M.の面々はこの店で見かけていたのですね……。いずれにしても『オートマティック・フォー・ザ・ピープル』というタイトルも実はR.E.M.の地元ジョージア州アセンズの有名レストランの営業方針を拝借したものだというから、食へのこだわりもなかなかのもの? 少なくともマイケルはそうだとメルマガでグウィネスも紹介しているとか。

その一方で、新作についてはR.E.M.のマネージャーのバーティス・ダウンズは「今回のレコーディングがどういうサウンドや広がりを持っているのかは話さないでおくけど、ぼくの耳には相当にいい曲が揃っているように思えるよ」と語っている。
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