クラプトン、モルヒネでレコーディングをすっとばす

クラプトン、モルヒネでレコーディングをすっとばす - 2010年作 『クラプトン』2010年作 『クラプトン』

エリック・クラプトンが4年ぶりのスタジオ・アルバム、その名も『クラプトン』を9月22日にリリースしたが、このアルバムにはオリジナルの楽曲に加え往年のブルースのカバーや、ジャズのカバーまでもが収録されている。

10月1日発売の『rockin'on』11月号に掲載されているオフィシャル・インタビューの中でクラプトンはアルバムのレコーディング中におきた“モルヒネ”にまつわるエピソードを披露した。

「まだ2曲完成していなかったんだけど、胆嚢の手術を受けることになってしまったんだ。病院に行くと、手術のためにモルヒネを打たれた。モルヒネを打たれた状態から意識が戻るまでは悪魔みたいに辛いからね、気分がかなり落ち込んだよ。そんなわけで、ミキシングやオーバーダビングに関しては、電話でやり取りしていたんだ」

電話でのやり取りを強いられる状況となってしまったクラプトンだが、残された2曲は「どうしてもうまくやりたい曲」だったとのことで、その後も妥協しなかったことを同インタビューの中で語っている。

エリック・クラプトンは今回のリリースに続いて、12月には『クロスロード・ギター・フェスティヴァル2010』と題した映像作品をリリースす る。これは今年の6月にシカゴで開催され、ジェフ・ベックやロン・ウッド、ジョン・メイヤー、デレク・トラックスなどのミュージシャンが参加した フェスの模様を収めたものだ。
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