キャット・パワー、次回作では楽器をすべて自分で演奏すると宣言

キャット・パワー、次回作では楽器をすべて自分で演奏すると宣言

キャット・パワーのシャーン・マーシャルは次回作ではすべての楽器を自分で演奏したいと明らかにしている。

10月2日に行われたマタドール・レコード21周年記念フェスの2日目に出演したシャーンだが、最近の作品ではあまり音楽的なところで関わってこなかった自分に「不満がたまった」ため、次回作では自分で仕切っていきたいとローリング・ストーン誌に語っている。

「今新しいアルバムに取りかかってて、すべての楽器を今度は自分でやるつもりなんだ」とシャーンは説明している。

「たとえば、自分の目標を達成したい時ってよく怒りが大きなインスピレーションになったりするものだと思うんだけど、わたしの場合、マイクにしかしがみついてこなかった自分にすごいがっかりしたり、楽器を弾こうとしてこなかった自分に失望したりしたところがあって、それがインスピレーションになったのね」とシャーンは説明する。「もう1度自分と楽器との関係を作ることができるって自分に証明したかったのかもしれないし、楽器を近くに感じたかったんだろうと思う。そういう欲求をしっかりと感じるし、それはやっていく必要があるんだけど、やってこなかったんだよね」。

ただ、カバー集となった08年の『ジュークボックス』の次回作となるこの作品のリリース時期などについてはまだ明らかになっていない。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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