ザ・スリッツのアリ・アップが48歳で他界

ザ・スリッツのアリ・アップが48歳で他界

パンク/ポスト・パンク期を代表するバンドのひとつ、ザ・スリッツのボーカル、アリ・アップことアリアナ・フォースターが10月20日に他界した。48歳だった。

アリの訃報は、アリの母親と結婚しているPiLやセックス・ピストルズのジョン・ライドンによっても確認され、ジョンは自身のHPでもアリの死を伝えた。

「ジョンとノラ(・フォースター)の希望で、ノラの娘アリアナことアリ・アップが本日(10月20日)重い病のため、息を引き取ったことをここでお知らせします」という告知がJohnLydon.comにアップされた。「ノラがいなくなってしまったことは大きく惜しまれることでしょう。JohnLydon.comとPiLofficial.comではスタッフの全員からジョンとノラとご家族にお悔やみ申し上げます。ノラのご冥福をお祈り申し上げます」。

ノラは76年に14歳でザ・スリッツを結成。79年の『カット』と81年の『大地』とアルバムを2枚リリースしたのち、解散した。

その後、さまざまなプロジェクトに関わった後、05年にソロ・アルバム『Dread More Den Dead』をリリースし、同年にザ・スリッツを再結成させた。09年にはスリッツとしての新作『トラップド・アニマル』をリリースしていた。

訃報の後、さまざまな表敬が行われるなかで、ジョニー・マーはこうツイッターで語った。「アリにリスペクトを。スリッツはクリブスと一緒に去年ライブをやって、スリッツは本当に素晴らしかった」。
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