12月14日にリリースされるマイケル・ジャクソンの新作『マイケル』についてブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムがマイケルへの敬意が感じられないと批判したことについてエイコンが反論している。

ウィル・アイ・アムは『マイケル』の音源が生前に作業を進められていたもので、あくまでも完成された音源とは違うのでそうしたものはリリースするべきではないとソニー・ミュージックを批判していた。

しかし、『マイケル』のファースト・シングル“ホールド・マイ・ハンド”を手がけたプロデューサーのエイコンはそうした音源はどれもマイケルの遺産を今に伝えるものになっていると反論している。

「（『マイケル』のやり方に敬意がないとするのは）あくまでもウィルの意見にすぎないと俺は思うね」とエイコンはサン紙に語っている。「でも、俺個人的には、今回のアルバムはマイケルの遺産に命を吹き込んで今に伝えるやり方なんだと思う。敬意が足りないところなんて少しもありゃしないよ。マイケルにはマイケルのスタッフがいて、みんなその辺の面倒をしっかりみてるんだから」。

さらにエイコンはこう続けた。「このアルバムに関わった連中はみんなマイケルと一緒にやったレコーディングを今回のアルバムに提供してるんだよ。マイケルの生死にかかわらず、これらの音源はいずれ出てたと思うし、だから、こうすることでマイケルの遺産は今に伝えられていくんだよ。正直、ウィル・アイ・アムの言うことには反対するね」。

ウィルは『マイケル』について「今回のアルバムに音源を提供してそこで金を儲けようとしている人たちはどういう冷血な人物なんだろうとぜひ見届けておきたいところだね。ぼくにはまったく死者への敬意っていうものが感じられないよ」と語っていた。

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