さまざまな論議を呼びながら、いよいよ12月14日にリリースされるマイケル・ジャクソンの新譜となる『マイケル』だが、この作品に参加したプロデューサーのひとり、テディ・ライリーは今後も未発表音源が発表されていく予定になっていることを明らかにしている。

マイケルの“リメンバー・ザ・タイム”などを手がけたプロデューサーとしても有名なテディは今回『マイケル』で3曲プロデュースを手がけていて、次回の作品にも声がかかっていると説明している。

「次のやつも楽しみにしているし、とりあえず声をかけてもらってるから嬉しいよ」とBBCに語っている。

ただ、今回の作品には各方面から批判も上がっていて、マイケルと新作用のコラボレーションを続けていたプロデューサーのひとりでもあったブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムなどは故人となったマイケルの未完の作品をリリースしてしまうことは冒瀆的だとソニー・ミュージックを批判している。

また、遺族の一部からはボーカルが本人のものではないとも指摘されているが、テディはこうした指摘に対して、「マイケルの声を真似できるやつなんているわけないだろ」と否定している。

テディは今回の作品についても、おそらくマイケルにも祝福してもらえる内容になっていると語っている。「マイケルが俺たち全員に期待していたような内容になってると思うよ。とはいえ、マイケルが生きてたらね、きっともっともっとって、俺たちを追い込んでいたと思うけどさ。でも、すごいレコードだと思うよ」。

『マイケル』にはテディのほか、デイヴ・グロールやエイコン、50セント、レニー・クラヴィッツらが参加している。

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