2001年のアルバム『アイ・ゲット・ウェット〜パーティー・一直線!』がここ日本のみで30万枚の売り上げを記録し、「rockin'on」の悩み相談でもおなじみ、「兄貴」の愛称で親しまれているアンドリューW.K.。今年でメジャー・デビュー10周年を迎える彼が、2011年の企画を発表した。

今年のアンドリューは、4月に東名阪で開催される『PUNKSPRING 2011』への出演で約4年半ぶりの来日を予定し、それに先がけて3月23日には来日記念盤として渾身のパーティー・ハードな新曲集EPのリリースも予定。さらにその後には、待望のニュー・アルバムも控えているという。

また、その新曲集EPからの先行トラックが早くも今週1月19日に配信限定でリリースされる。このトラックでアンドリューは、「日清カップヌードル」のCMに起用され、今再び脚光を浴びているクイーンの“ボーン・トゥ・ラヴ・ユー”をカバー。彼は、2008年の『一発勝負～カヴァーズ』(GReeeeN、他J-POPやロック・カバー・アルバム)、2009年の『ガンダム・ロック』でのカバー制作経験があるが、今回のクイーンのカバーはそれらと今後の新曲の方向性がドッキングしたようなサウンドに仕上がっているという。そして今回クイーンのカバーについてアンドリューはこう語っている。

「クイーンのソングライティングとレコーディングのフィーリングは、俺にとってすごくパワフル。俺はフレディ・マーキュリーが大好きだ！だからフレディのカバーはパワフルな経験だった。俺はフレディの音楽には何かつながりを感じる。ふたりとも同じピアノ・プレイヤーだし、二人とも白い衣装をたくさん持っているからね。カバーは、オリジナルのメロディの美しさと清らかさを忠実に再現し、楽しさとエナジーを増幅させた。俺のバージョンは、興奮と楽しさの極致に達する試みをさせていただきました、という感じだ」

現在、＜ユニバーサル ミュージック＞の「アンドリューW.K.ニュースレター」に登録すると、会員限定で1月17日より“ボーン・トゥ・ラヴ・ユー”の先行試聴が可能となっている。合わせてチェックしてみよう。