エリック・クラプトンが『いとしのレイラ』の40周年記念盤をリリース

エリック・クラプトンが『いとしのレイラ』の40周年記念盤をリリース - デレク・アンド・ザ・ドミノス 1970年作 『いとしのレイラ』デレク・アンド・ザ・ドミノス 1970年作 『いとしのレイラ』

3月にリリースされるエリック・クラプトンの最高傑作のひとつともいわれる、デレク・アンド・ザ・ドミノズの『いとしのレイラ<40周年記念スーパー・デラックス・エディション』の詳細が明らかになった。

まず気になる特典はボーナス・トラックで、これはセカンドとしてレコーディングされていた6曲が収録されている。この音源の一部は以前『アンソロジー』に収録されていたものだと思われるが、今回はこの時のセッションのエンジニアを手がけていたアンディ・ジョンがあらためてリミックスも担当しているという。また、グループにとって最後のレコーディングとなった“ゴット・トゥ・ゲット・ベター・イン・ア・リトル・ホワイル”ではジャム・セッション・バージョンと、キーボードのボビー・ホイットロックが仕上げたスタジオ・バージョンの両バージョンを含んでいるとか。

さらにバンドが70年にジョニー・キャッシュのテレビ番組に客演した時のライブで、“マッチボックス・ブルース”を含む4曲も収録されていて、デラックス・エディションになると、フィル・スペクターがプロデュースを手がけたもののすぐに回収されてしまったという幻のシングル“テル・ザ・トゥルース”と“ロール・イット・オーヴァー”も収録される。

そしてスーパー・デラックス・エディションになると、CD2枚組によるデレク・アンド・ザ・ドミノズのライブ盤『イン・コンサート』のリマスタリング完全盤、エッセーや未発表写真、インタビューなどを掲載した単行本のほか、ジャケットの絵をもとにしたアート・プリントなどもついてくるとか。

なお、エリックは2月からアジア・極東ツアーに乗り出し、そのままアメリカ・ツアーへと突入する予定。極東といっても、シンガポール、タイ、香港と韓国のみで、日本公演はあらためて11月と12月に行う模様だ。
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