フー・ファイターズが7枚目のアルバムとなる新作をデイヴ・グロールの自宅のガレージでレコーディングしたことはすでに報じられているが、そのガレージをデイヴはNMEに公開している。
名前は未定のままのこのアルバムをデイヴはバンドとともにカリフォルニア州にあるこの自宅ですべてレコーディングしている。デイヴはほかに最新型の設備を備えたスタジオも所有しているが、今回あえて自宅でレコーディングすることにした判断をこう説明している。「『あー、もうどうなってもいいや! ガレージでレコーディングしちゃえ!』って思っただけなんだよ」。
また、フー・ファイターズの代表曲でもある“ザ・プリテンダー”や“ベスト・オブ・ユー”がどのようにして書かれたのかということについても明らかにしている。「どれも超ボロいドラム・セットを使ってこの部屋でデモを録ったんだよ。ドラム・セットとしてはほとんどトイザラスで売ってるような代物なんだけど、この部屋で叩くと、これがまたレッド・ツェッペリンみたいな音になるんだよね」。
また、動画でデイヴは今回はまったくデジタル機材を使っていないので、編集もすべてテープをアナログで行っていたことを説明し、ゴミ箱のテープについて「これきっとテイラーのドラムのオカズなんだよなあ……」と説明している。
新作はニルヴァーナの『ネヴァーマインド』のプロデューサー、ブッチ・ヴィグとともに制作され、今年の春のリリースが見込まれている。
また、フー・ファイターズは2月25日にウェンブリー・アリーナでNME大賞ビッグ・ギグにヘッドライナーとして出演する。ほかにもシー・ロー・グリーン、バンド・オブ・ホーセズ、ノー・エイジらが出演を予定している。
デイヴの自宅ガレージ・スタジオ案内動画はこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/dave-grohl---exclusive-studio-tour/757688254001
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