ジュリアン・テンプル監督のマーヴィン・ゲイの伝記映画が今年中に製作開始へ

ジュリアン・テンプル監督のマーヴィン・ゲイの伝記映画が今年中に製作開始へ - 『ホワッツ・ゴーイン・オン』『ホワッツ・ゴーイン・オン』

セックス・ピストルズの『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル』や『ノー・フーチャー:ア・セックス・ピストルズ・フィルム』などの映像作品で知られるジュリアン・テンプルがマーヴィン・ゲイの伝記映画製作に乗り出していることが明らかになった。

現在、マーヴィンの音源はEMIが権利を所有していて映画製作のゴー・サインも出たとのこと。撮影はマーヴィンが晩年を過ごしたベルギーのオーステンデで今年から始まるとScreendaily.comが伝えている。

物語はマーヴィンがベルギーのブリュッセルでレコーディングし、遺作となった82年の傑作『ミッドナイト・ラヴ』を中心に描かれることになるという。マーヴィンは迷走していた自身のキャリアをこの作品で完全に立て直すことに成功したが84年に自身の父親の手によって銃殺された。また、このアルバムからの“セクシュアル・ヒーリング”はその後のR&Bサウンドのあり方を根底から覆す問題作だっただけでなく、マーヴィン自身にとっても完全復活を告げる大ヒット曲となった。

映画のプロデューサーにはフレデリック・ベストール、『マンデラの名もなき看守』を手がけたジミー・ドゥ・ブラバンやジャン=リュック・ヴァン・ダムなどが名を連ねている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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