デヴィッド・ボウイ、2001年の幻のアルバム『Toy』がネットに流出

デヴィッド・ボウイ、2001年の幻のアルバム『Toy』がネットに流出 - 2002年作 『ヒーザン』2002年作 『ヒーザン』

デヴィッド・ボウイが2001年にリリースを予定していたというアルバム『Toy』が先週末、インターネット上に流出したという。

『Toy』はもともと2000年にプロジェクトとして立ち上がり、ボウイのごく初期の1960年代の楽曲をレコーディングしたという音源が大半で、新曲3曲と合わせてリリースするつもりだった作品。『アウトサイド』や『アースリング』のインダストリアルやエレクトロニック路線からの転換を図った作品だったともいわれていたが、当時のレーベルだったヴァージンとの問題があって結局、リリースされずに終わったという。

ただ、ボウイは新曲だけは残してその後もセッションを続け、新曲だけの作品として2002年の復活作ともいわれた『ヒーザン』を完成させた。『Toy』の楽曲に関しては一部、『ヒーザン』からのシングルのB面曲となったり、タイトル曲“Toy”もダウンロード配信で“Your Turn to Drive”としてリリースされている。ただ、そのほかの音源についてはお蔵入りになっていたものと思われていたが、ここにきてネットで突然浮上してきたとアンティクワイエットが伝えている。

音源はトレント・ファイル形式で出回っていて「わりと探し当てやすい」とか。全14曲収録していて、そのうち、2曲が『ヒーザン』収録曲で、3曲がB面曲かと思われる。

『Toy』のトラックリストは以下のとおり:
1.Uncle Floyd (Slip Away)
2.Afraid
3.Baby Loves That Way
4.I Dig Everything
5.Conversation Piece
6.Let Me Sleep Beside You
7.Toy (Your Turn To Drive)
8.Hole In The Ground
9.Shadow Man
10.In The Heat Of The Morning
11.You’ve Got a Habit Of Leaving
12.Silly Boy Blue
13.Liza Jane
14.The London Boys
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