ブリトニー・スピアーズの元マネージャー、裁判でブリトニーの精神鑑定を要求

ブリトニー・スピアーズの元マネージャー、裁判でブリトニーの精神鑑定を要求 - 2011年作 『ファム・ファタール』2011年作 『ファム・ファタール』

ブリトニー・スピアーズの元マネージャーのサム・ルフティはロスアンジェルス最高裁判所にブリトニーに対して精神鑑定を施すように要請している。

この要請はルフティがブリトニーの母親リン・スピアーズに対して名誉毀損を訴えて起こしている訴訟のなかで行われたもの。リンは自身の著書『Through the Storm』のなかでルフティがブリトニーを薬漬けにした上で周囲との連絡を断ち、ブリトニーを意のままに操っていたと綴っていて、これに対してルフティは今回の裁判を起こしている。

リン側は現時点のブリトニーの精神状態では裁判での証言には耐えられないとしているが、ルフティはブリトニーが今年に入ってから新作『ファム・ファタール』のプロモーション用に行っているインタビュー記事の一部を引用し、これならブリトニーは法廷で充分に答弁できる状態にあるはずだと抗弁し、精神鑑定をして判断すべきだと訴えたとローリング・ストーン誌が伝えている。

ブリトニーは現在、父親ジェイムスと家族の弁護士を後見人として資産の管理をすべて任せている状態にあるが、精神鑑定によってブリトニーに一般的な判断能力があると評価された場合、父親と弁護士はブリトニーのキャリアと資産に口を出せなくなる事態に追い込まれかねないとか。

また、ブリトニーと父ジェイムスは今年に入ってから、ブリトニーの香水ブランド販売契約をとりつけた代理人から1000万ドル(約8億円)以上もの損害賠償を要求する訴えを起こされている。さらに2010年にブリトニーは自身のボディガードのフェルナンド・フローレスから性的ハラスメントを受けたという訴えも起こされている。

(c) NME.COM / IPC Media 2011
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