ベスト・コーストの“アワ・ディール”のビデオの監督を務めた女優のドリュー・バリモアだが、バンドのファンになってから友人にもなった経緯をピッチフォークに語っている。
「ベサニー(・コセンティーノ)とはベスト・コーストのライブ会場で会って、それからすぐに友達になったの」とドリューは説明し、さらにどうやってファンになったのかも次のように明かしている。
「わたしの意見ではシャザム(音楽検索ソフト)ってこの地球上で最高の発明じゃないかと思うんだけど、安売り店にいても、車に乗ってても、そこで流れてたベスト・コーストの曲を2週間にいっぺんくらいの割合でシャザムで調べてたのがわかったのね。それでアルバムをダウンロードしてみたら、最初から最後まですごい好きになっちゃって、これって昨今の『音源を購入する』的世界ではなかなかないことだからすごいなあって思って」
さらに音楽ビデオについては昔からファンだったことも次のように語っている。
「わたしって今年36歳だから、MTVど真ん中っていう世代で、もうビデオが気になってしようがなかったっていうか」とドリューは説明する。「一部の映像作家さんたちが作った小さな世界観とかがこの音楽ビデオ・カルチャーが大好きっていう気持ちの中にもすっかりしみついちゃってるのね。たとえば、Bat For Lashesの“What's a Girl to Do?”っていう曲のビデオがあるんだけど、これが長回しの一発撮りでもう天才的で、このテクニックってここまでうまくやられるとほんとにすごいっていう」
「それとデュラン・デュランの“グラビアの美少女”も大好きで、これはすごいセクシーで、エロもあって、かなりぶっ飛んでだから。まだ子供でああいうのをテレビで観てた頃は、『わたしたちの社会ってどんどん開かれてきてる!』って驚いたもんよ(笑)。あと、ジャスティスの“D.A.N.C.E.”もすごく刺激的かっこいいから好き」
ドリュー・バリモアによる“アワ・ディール”のビデオはこちらから→
http://www.mtv.com/videos/best-coast/677679/our-deal.jhtml
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