レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー「ジョン・フルシアンテが脱退した時、自身も辞めようと思った」と語る

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー「ジョン・フルシアンテが脱退した時、自身も辞めようと思った」と語る - レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『アイム・ウィズ・ユー』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『アイム・ウィズ・ユー』

新作『アイム・ウィズ・ユー』が8月31日にリリースされるレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、ベースのフリーは前ギタリストのジョン・フルシアンテがバンドから脱退した時点で、自分も脱退を考えたことを明らかにしている。

ジョンは2009年にバンドを脱退し、その後元ウォーペイントでジョンの知り合いでもあったジョシュ・クリングホッファーが後任として加入しているが、ジョンが脱退した時にはすんでのところで自分も辞めてしまおうかと思ったとフリーはギターワールド誌に語っている。

「バンドを辞めようってことならもう何百万回とも思ってきたよ。だから、今に始まったことじゃないんだね。なんかバンドの様子がどんどんおかしくてなってきて『なんだか、しんどくなってきたなあ』っていうところからそういうことを考え始めるんだけど。でも、ジョン抜きでやるっていうのはもう俺には考えられなかったっていうか。それでも本当に辞めちゃった時ね、ちょっと時間を置いてみたら、やっぱりバンドに対してものすごく深い愛を感じて、続けたいと思ったんだよ。それと、アンソニーとも一緒にいたかったからね。それでジョシュに来てもらったんだ」

さらにフリーはジョシュについて、「ギターの名手」というよりは「繊細で詩的なミュージシャン」だと説明している。

「ジョシュは繊細で、それでいて荘厳さももった、詩的なミュージシャンなんだ。ギターの名手とかギター・ヒーロー的なやつじゃないんだよ。それと本当のオール・ラウンド・ミュージシャンでギターと同様にドラムもピアノも弾くから、いつも音の全体像が見えてて、なにがうまくいっててなにがうまくいってないかについて直観的にわかってるんだよ。コードも本当にユニークで美しい形でまとめていくんだよね。ジョシュのギターの音色はすごく温かくて美しいんだよ」


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