2011年の最注目新人=女王蜂、その表現の核に迫る画期的ロングインタヴュー!
2011.09.01 21:00
「全員ゲイでレズビアンでバイセクシュアルのバンドがいて何かすごいことをやってる、って見てもらうのも全然構わない。でも、私たちはもうそことは違う場所にいる」(アヴちゃん/Vo)
9月7日にメジャーデビュー・アルバム『孔雀』をリリース、映画『モテキ』のメインテーマに楽曲“デスコ”が起用されるなど、既に各所から熱い注目を集めているバンド、女王蜂。現在発売中の「ROCKIN’ON JAPAN10月号」では、異例の9ページという大ヴォリュームで女王蜂への初ロングインタヴューを実施。メンバー4人の撮り下ろし写真、そして中心人物・アヴちゃんのロングインタヴュー、DISC REVIEWの合評で、このバンドの正体に迫る。
女王蜂は2009年結成で神戸出身の4ピース。記事によると、年齢も性別も国籍も不明でまだ10代という噂もあるようだ。
アヴちゃんはバンドの結成時について以下のようにふり返る。
「私はPerfumeが超好きだから、Perfumeみたいに打ち込みがやりたいけど、(中略)気付いたら女王蜂組んで、ギター持ってた。『えっ、何で?』みたいな」
さらに性、死生観、芸術観など、自らを形成するあらゆることを語るアヴちゃん。インタヴューからは、性別やジャンルやコミュニティといった、人を分断したり一括りにするものから徹底的に自由であろうとする彼女たちの姿が伝わってくる。その思想や生き様がいかにしてポップなエンターテインメントとなりうるのか。そんな女王蜂の表現の根本を解き明かす、他では読めない必読の内容だ。