オバマ大統領、レディー・ガガに会って「気圧された」と語る

オバマ大統領、レディー・ガガに会って「気圧された」と語る - 2011年作『ボーン・ディス・ウェイ』2011年作『ボーン・ディス・ウェイ』

オバマ大統領はレディー・ガガと初めて会った時に、自身が世界でも最大級の権力を持っている人物であるにもかかわらず「気圧された」と語っている。

オバマ大統領は10月1日にワシントンDCで開催され、人権キャンペーンという同性愛者の権利のために活動する団体が主催し、さまざまなアーティストによるパフォーマンスや識者によるスピーチが行われるディナー会に出席し、その場でこのエピソードを披露したとABCニュースが伝えている。ゲイやレズビアンで占められた会場で、大統領はこう語ったとか。

「きみたちのリーダーのひとりである人物とも先日、話し合う機会があって、建設的な提案を双方でし合ったんだよ。彼女は16インチ(約40センチ)もあるヒールを履いていてね、身長8フィート(約2メートル)くらいになってたよね。さすがにちょっと気圧されたかな」

大統領がレディー・ガガに会ったのは大統領の再選キャンペーンの資金集めパーティでのことだったとか。レディー・ガガも、14歳で同性愛であることをカミング・アウトしていたが9月19日にいじめを苦にして自殺したジェイミー・ロドマイヤー少年の事件をめぐってオバマ大統領に直談判したいとかねてから発言していた。レディー・ガガは次のようにツイートしていた。

「わたしは大統領に会うから。わたしはこの闘いをやめない。もうこういうことは終わらせなければいけない。わたしたちの世代にはこれを終わらせる力がある。みんなで広めよう。#ジェイミーのために法律を作ろう」

さらにレディー・ガガは次のようにもツイートしていた。

「ここ数日、わたしは回想しては、泣いたり叫んだりしていた。もう怒りが収まらない。残忍さが人の命を奪う時、どうしても愛が感じられなくなってしまう。いじめは違法にしなければならない。いじめは憎悪を野放しにする立派な犯罪だ」


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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