レディー・ガガ、なぜアデルではなく自分だけが激太り報道の的になるのかと批判

レディー・ガガ、なぜアデルではなく自分だけが激太り報道の的になるのかと批判

レディー・ガガは自身の体重やスタイルのイメージについての報道について、なぜ自分の体重だけがアデルなどとは違って問題になるのかと批判している。

一連のレディー・ガガの激太り報道に対して、ガガは自身のSNSサイト、リトル・モンスターズで「ボディ・レヴォリューション」キャンペーンを立ち上げていて、ユーザーにそれぞれの自信の持てない自分の画像を公開することで、ありのままの自分を受け入れていくことを促している。

さらに自身の体重報道についてレディー・ガガは『スタイリスト』誌に次のように語っている。

「ネットに乗ったいくつかの画像については自分でもよく自覚しているし、そのうちお母さんから連絡が入って『あなた太った?』って訊かれて、誰にも彼にも訊かれたけど、わたしとしてはもうどうでもよくて。でも、ニュースで話題になっているのを聞いた時、つまり、戦争や経済の破綻だとか、選挙とか、そういうことを話題にするところでこの話が出てきた時には『これってちょっとおかしい』と思ったのね」

「そんなことを話題にして、家でテレビを観ている女の子にどれほどの影響があると思ってるの? でも、わたしとしては太ってると思われたところで別に構わないと思って、というのも、実際、30ポンドくらい太ったからなの」

さらにレディー・ガガは次のように続けている。

「アデルはわたしより太っているのになんで誰もそれについて触れないわけ? アデルは本当に素敵であの自信はわたしも見習わないといけないと思ってて。アデルは本当にたくさんの女性にとって、目標のハードルを上げてくれた存在だから。わたしはまず女性として自身を持たなくてはならないし、自分にできる時に若い人たちに役に立つようなことを政治的な発言として発信していくべきなのね」

レディー・ガガは先頃、シダ類の分類学的な属がガガにちなんで新たにガガ属と命名されたことで話題を呼んでいる。また、プロデューサーのカルヴィン・ハリスがかつてレディー・ガガの仕事を断ったという発言についてもツイッターでそんな事実はないと応酬していたが、その後、カルヴィンがやりとりしていたのはガガではなくてレコード会社だったと釈明して手打ちになっている。

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