スリップノット、『アイオワ』制作時の流血を語る

スリップノット、『アイオワ』制作時の流血を語る - 『アイオワ:10TH アニバーサリー・エディション』『アイオワ:10TH アニバーサリー・エディション』

11月2日にCD2枚とDVDからなる『アイオワ~10thアニバーサリー・エディション~』をリリースしたスリップノットだが、DJシド・ウィルソンはこのアルバムの過酷なレコーディングを回想している。シドはこの時のレコーディングが「本当に暗かった」とアーティスト・ダイレクトに語っている。「ファーストとはまるで違った雰囲気になってたんだ。いろんなメンバーがみんなそれぞれにアイディアを持ち寄るようになってたんだけど、その一方で『アイオワ』ではメンバー間の溝がものすごく深くなりつつもあって。本当に暗かったよ」。しかも、レコーディングが熾烈を極めたため、ドラムのジョーイ・ジョーディソンは掌から流血し、その後は包帯を巻いてドラムを叩くことを強いられたという。「過酷だったよ。1日の終わりにはジョーイの手から血が流れ出すんだ。ジョーイは毎日自分を追い込んでは限界を広げようとして両手に包帯を巻きながらやってたんだ」さらにシドは『アイオワ』でバンドができうる限り最高の達成を実現するために昨年急死したベースのポール・グレイが大きな貢献を果たしたとも語っている。「そこがポールの本当にすごいところだったな。ここぞっていう時にいつもどんぴしゃりなことを言うんだよ。みんなで『これで決まった!』って満足してる時にポールだけがこう言うんだよ。『いや、だめだ。なにか足りないよ。なんか別なやり方があるはずだよ。なんか別な角度で切り込むべきじゃないか』ってね。そうやってパートを前から後ろからひっくり返して逆さまにと、あらゆる方向からやり直していってポールがやっていくんだ。ポールのモデムは全惑星と繋がってるような感じだったよ。一体どこまでポールが通信できてたのか俺には想像つかないけど、とにかくポールが音楽への切り口は尋常じゃなかったね。そうやって俺たちの全員がなにに対してもオープンになれたんだ」
(c) NME.COM / IPC Media 2011
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