スリップノットのコーリー・テイラー、リック・ルービンは「過剰評価されて」いて、報酬も「過大に支払われ過ぎている」と語る

スリップノットのコーリー・テイラー、リック・ルービンは「過剰評価されて」いて、報酬も「過大に支払われ過ぎている」と語る - 『アイオワ~10thアニバーサリー・エディション~』『アイオワ~10thアニバーサリー・エディション~』

11月2日に『アイオワ~10thアニバーサリー・エディション~』をリリースしたスリップノットだが、ヴォーカルのコーリー・テイラーはプロデューサーのリック・ルービンについて「過剰評価されて」いて、報酬も「過大に支払われ過ぎている」と語っている。

スリップノットは2004年の『VOL.3: (ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』でリック・ルービンをプロデューサーに迎えているが、11月18日にテキサスでファンとの質疑応答に応じたコーリーは現在のリックは「過去の自分の薄い影でしかない」と語っている。

「なかには俺に業界の慣わしに従ってほしいと思ってる連中もいるんだけどね」とコーリーは語っている。「つまり、それは『リック・ルービンと仕事をするのはすごく充実しました』って口にすることなんだけどさ。本当のところを言わせてもらうと、リック・ルービンが現場で働いた時間なんて1週間のうちの45分だけだよ。その45分のうちでなにをやるかっていえばまずはソファーにゴロっと横になって、スタッフに自分の顔の横にマイクを設置させるんだ。自分が動かなくても喋られるようにね」。

「現在のリック・ルービンなんて、かつて活躍したリック・ルービンのものすごく薄い、吹けば飛ぶような影に過ぎないよ。過剰に評価されてるし、過大に報酬を受けてるし、俺の目が黒いうちは2度と一緒にはやらないね」

リック・ルービンへの不評を公にするのはなにもコーリーが初めてでなく、2010年にはミューズのマット・ベラミーもミュージック・プロデューサーズ・ギルド賞授賞式でリックに対して「プロデュースしないことをぼくたちに教えてくれた」ことを感謝している。コーリーは2008年にもリック・ルービンにはスタジオで「4回しか会ったことない」とリック・ルービンを批判している。

なお、コーリーはバンドがスリップノットとしての新作制作に着手した場合、「やることはすべてポールについてのものになるだろう」と語っている。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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