ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツ、キース・リチャーズに説教されてヘロインをやめたと語る

ザ・ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツ、キース・リチャーズに説教されてヘロインをやめたと語る - 『女たち スーパー・デラックス・エディション』『女たち スーパー・デラックス・エディション』

ボーナス音源などを新たに収録した1978年の名盤『女たち』を12月7日にリリースするザ・ローリング・ストーンズだが、ドラムのチャーリー・ワッツは70年代にヘロイン中毒に陥らなくて幸いだったと語っている。

チャーリーは『女たち』についてBBCの取材に応え、『女たち』のレコーディング中にヘロインに手を出していたが、ギターのキース・リチャーズにヘロインはやめるようにと諭されたと語っている。

「中毒にはならなくて幸いだったと思うけど、ヘロインを使っていた時期は確かにあったんだよ」と認めた後、チャーリーは次のように語っている。

「『女たち』のレコーディングではそのまま床に寝転んで眠り込んじゃったこととかあって、キースに目を覚まされて、『この薬はもっと大人になってからにした方がいいぜ』って言われたんだよね。よりにもよってキースに説教されるとはね! でも、なんかその言葉が説得力あって、ほかのいろんなことと一緒にやめることにしたんだ」

そんなチャーリーを諭したキースは『女たち』のレコーディングに入る直前の1977年にカナダでヘロインの不法所持で逮捕され、7年の実刑に処される可能性もあるというバンドの危機を招くことになった。また、1973年にイギリスで警察に急襲された時にはマリファナ、ヘロイン、睡眠剤や麻薬関連の道具などが押収され、キースは警察から23件にも及ぶ麻薬関連の容疑を問われることになった。その一方で、キースは長い間、この一件については警察に仕込まれた検挙だったと語ってきている。

また、ここにきてキースとミック・ジャガーは来年迎えるバンドの結成50周年をどう祝うのかを12月中に話し合うことになったと明らかになっている。キースとミックはキースが自著『ライフ』でミックの男性器が短小だったと言い及んでから不仲に陥っているとされているが、1962年7月12日に行われた初ライヴから数えて50周年を迎える来年の活動についていよいよ本格的に検討することになりそうだ。

(c)NME.COM / IPC Media 2011
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