本記事では、英メディア「Radio X」が選んだ音楽伝記映画の名作10作から、その内の5作品を紹介したい。
『コントロール(原題:Control)』(2007年)
ニュー・オーダーの前身バンドとなるジョイ・ディヴィジョンのフロントマンで、23歳で自ら命を絶ったイアン・カーティスの人生を描いた映画。ジョイ・ディヴィジョンの写真を撮影するなど、数々のミュージシャンの撮影で知られるフォトグラファーのアントン・コービンの映画監督デビュー作でもある。
『ドアーズ(原題:The Doors)』(1991年)
オリバー・ストーンがメガホンを取った本作は、ドアーズのフロントマンだったジム・モリソンの後半生を綴る映画。ヴァル・キルマーがモリソンを演じ、サイケデリックやセックス、音楽といった60年代後半の文化なども捉えられている。
『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(原題:Stoned)』(2005年)
ザ・ローリング・ストーンズの設立メンバーで、1969年に27歳で逝去したブライアン・ジョーンズの人生をスティーヴン・ウーリー監督が映画化した作品。自宅のプールで溺死しているところを発見されたブライアン役にはレオ・グレゴリーが、ブライアンの謎の死に関わったとされる容疑者役をパディ・コンシダイン、そしてキース・リチャーズ役をベン・ウィショーが演じている。
『TINA ティナ(原題: What's Love Got To Do With It)』(1993年)
アンジェラ・バセットがティナ・ターナーを演じ、ティナの虐待的な夫アイク役でローレンス・フィッシュバーンが出演。逆境を乗り越えたティナの勝利の物語が綴られた作品。
『JIMI:栄光への軌跡(原題:Jimi - All Is By My Side)』(2013年)
アウトキャストのアンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミンが、1970年に27歳という若さで急逝したジミ・ヘンドリックスを演じている。
その他の作品は「Radio X」のサイトにて確認できる。
なお、伝記映画に関する記事は以下。