イアン・カーティス、ブライアン・ジョーンズなど英メディアが選んだ音楽伝記映画の名作をご紹介

クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』や、今年8月に公開予定エルトン・ジョンの人生を描く『ロケットマン』など、話題の音楽伝記映画が数多く公開されている。

本記事では、英メディア「Radio X」が選んだ音楽伝記映画の名作10作から、その内の5作品を紹介したい。

『コントロール(原題:Control)』(2007年)


イアン・カーティス、ブライアン・ジョーンズなど英メディアが選んだ音楽伝記映画の名作をご紹介

ニュー・オーダーの前身バンドとなるジョイ・ディヴィジョンのフロントマンで、23歳で自ら命を絶ったイアン・カーティスの人生を描いた映画。ジョイ・ディヴィジョンの写真を撮影するなど、数々のミュージシャンの撮影で知られるフォトグラファーのアントン・コービンの映画監督デビュー作でもある。

『ドアーズ(原題:The Doors)』(1991年)


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オリバー・ストーンがメガホンを取った本作は、ドアーズのフロントマンだったジム・モリソンの後半生を綴る映画。ヴァル・キルマーがモリソンを演じ、サイケデリックやセックス、音楽といった60年代後半の文化なども捉えられている。

『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(原題:Stoned)』(2005年)


イアン・カーティス、ブライアン・ジョーンズなど英メディアが選んだ音楽伝記映画の名作をご紹介
ザ・ローリング・ストーンズの設立メンバーで、1969年に27歳で逝去したブライアン・ジョーンズの人生をスティーヴン・ウーリー監督が映画化した作品。自宅のプールで溺死しているところを発見されたブライアン役にはレオ・グレゴリーが、ブライアンの謎の死に関わったとされる容疑者役をパディ・コンシダイン、そしてキース・リチャーズ役をベン・ウィショーが演じている。

『TINA ティナ(原題: What's Love Got To Do With It)』(1993年)


イアン・カーティス、ブライアン・ジョーンズなど英メディアが選んだ音楽伝記映画の名作をご紹介
アンジェラ・バセットがティナ・ターナーを演じ、ティナの虐待的な夫アイク役でローレンス・フィッシュバーンが出演。逆境を乗り越えたティナの勝利の物語が綴られた作品。

『JIMI:栄光への軌跡(原題:Jimi - All Is By My Side)』(2013年)


イアン・カーティス、ブライアン・ジョーンズなど英メディアが選んだ音楽伝記映画の名作をご紹介
アウトキャストのアンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミンが、1970年に27歳という若さで急逝したジミ・ヘンドリックスを演じている。

その他の作品は「Radio X」のサイトにて確認できる。

なお、伝記映画に関する記事は以下。

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