ルーファス・ウェインライト「マーク・ロンソンとの新作は相当男臭い」

ルーファス・ウェインライト「マーク・ロンソンとの新作は相当男臭い」 - 2010年作『オール・デイズ・アー・ナイツ : ソング・フォー・ルル』2010年作『オール・デイズ・アー・ナイツ : ソング・フォー・ルル』

ルーファス・ウェインライトはマーク・ロンソンをプロデューサーに迎えて来年の春にリリースされる新作『Out of the Game』について明らかにしている。

オリジナル・アルバムとしては昨年の『オール・デイズ・アー・ナイツ : ソング・フォー・ルル』以来の作品となる『Out of the Game』についてルーファスは非常に「男臭い」レコードになっていると語り、レコーディングを通してマーク・ロンソンとも野郎友達としての絆を培ったとステレオガムに語っている。

「こう言うのもなんだけど、かなり男臭いレコードで、ぼくとしてはそこがすごくいいと思うんだ。これまでさんざんゲイ・レコードを作ってきたからね」

レコーディングは2ヶ月で終わったとルーファスは語っていて、ミックスはこれからロンドンで行われるという。

「本当の基本のところでは最高のバンドをバックにぼくが曲を歌ってるっていう作りになってる作品なんだよ。すごく冴えてるストリングスもあるし、バック・コーラスのパフォーマンスも素晴らしかったりするんだけど、作品の重しになってるのは野郎同士でつるんでジャム・セッションしているっていうノリなんだ。そしてこれがものすごくセクシーで色気があると、いわざるをえないんだよ」

さらにアルバムにはふたつの顔があることをルーファスは次のように語っている。「ひとつは安堵する気持ちや気分が軽くなったような明るさに満ちたもので、というのも、ここ3年は母の死もあって、ぼくにとっては生きてきて最も暗い時期だったからなんだ。でも、その間に娘ヴィヴァが1歳を迎えることにもなっていて、この3年はぼくにとって最も喜びに満ちた日々でもあったんだよ。だから、そうした両面が織り交ざったものになってるんだね」。

レコーディングはニューヨークをベースにして活躍するファンク=ソウル・バンドのダップ・キングスの面々との演奏を中心に行われ、ショーン・レノンなども客演しているという。
(c)NME.COM / IPC Media 2011
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