エリオット・スミスの新作ドキュメンタリーが制作中

エリオット・スミスの新作ドキュメンタリーが制作中 - 『アン・イントロダクション・トゥ・エリオット・スミス』『アン・イントロダクション・トゥ・エリオット・スミス』

2003年に他界したエリオット・スミスの生き様を追った新しいドキュメンタリー作品が制作中だと明らかになっている。『Heaven Adores You』というタイトルの今回のドキュメンタリーはニコラス・ロッシ監督によるもので、エリオットの人生と作品を振り返るだけでなく、エリオットがファンやミュージシャンにもたらした衝撃も検証していく作品になるとフレイヴァーワイアが伝えている。

作品への出資を促すウェブサイト、キックスターターに掲載された作品紹介は次のようにこのドキュメンタリーを解説している。

「その短すぎた生涯を通してエリオット・スミスが住んできた3大都市(ポートランド、ニューヨーク、ロスアンジェルス)のおびたたしくも寂寥感に満ちたイメージの数々とあわせてエリオットの音楽に影響を受けたアーティストらの音楽作品を繋ぎ合わせて聴かせてみせるこの作品は、よくある『舞台裏もの』としてのドキュメンタリー作品の数段上を行く内容を誇っている」

監督のロッシはこう語っている。「ぼくは1994年から99年までポートランドに住んでいたんだよ。だから、エリオットの音楽を発見したことがいい思い出として残っていて、西海岸北東部に住んでいた頃のぼくのサントラにずっとなってるんだ」。

さらにロッシはこう続けている。「その死から8年経った今なお、エリオットの音楽には強いファンベースがついてるんだね。それにこれまでエリオットのことを知らなかったファンにもいまだに発見され続けてるんだよ」。

この作品は2009年の『Searching for Elliot Smith』に次ぐエリオットをめぐるドキュメンタリー作品となる。

(c)NME.COM / IPC Media 2011
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