オアシスが、9月9日に行われる予定だったカナダのオンタリオ州ロンドン公演を延期した。
現地時間の9月7日、カナダのトロントで開催されたVフェスティバルのステージ上で演奏中に暴漢に襲われたノエル・ギャラガー。乱入してきた暴漢に突き倒され、前方にあったモニター・スピーカーで身体を強打。数分後に演奏が再開され、ショウを最後までやり遂げたオアシスだったが、ノエルは怪我を負っていたようだ。
バンドのオフィシャル・サイトによれば、ライブ終了後、病院に運ばれて検査した結果、肋骨と腰を痛めていることが判明。「ノエルは背後から暴漢に突然押されて、モニタースピーカーに激しく倒れ込み、肋骨と臀部にひどい打撲を負いました」「(病院から)休養が必要との診断が下されました。9月8日に十分な休息をとったものの、残念ながらケガの状態から、今夜(9月9日)は演奏できそうにありません」とのメッセージが投稿されている。
なお、今回暴行容疑で逮捕された男の身元も判明。オンタリオ出身47歳のダニエル・サリバンで、10月24日に裁判が予定されている。ダニエル・サリバンは一晩拘置所に拘留されたものの、現在は釈放ずみだという。
オアシスは10月1日に待望のニュー・アルバム『ディグ・アウト・ユア・ソウル』を発表する。
オアシス、ノエルの怪我のため公演をキャンセル
2008.09.10 21:34