オアシスのオリジナル・ドラマー、トニー・マッキャロルの当時のドラム・セットをウェイン・ルーニーが落札する?

オアシスのオリジナル・ドラマー、トニー・マッキャロルの当時のドラム・セットをウェイン・ルーニーが落札する? - 1994年作『オアシス(Definitely Maybe)』1994年作『オアシス(Definitely Maybe)』

オアシスのオリジナル・ドラムのトニー・マッキャロルは自身のドラム・キットをオークションに出すことを考えていて、マンチェスター・ユナイテッドFCのFWでイングランド代表でもあるウェイン・ルーニーが落札に応じる可能性があるとか。

トニーはアルバム『オアシス(Definitely Maybe)』を制作した後、シングル“サム・マイト・セイ”のレコーディングを最後に1995年にほとんどバンドを追われるような形で脱退。99年にはバンドに対して訴訟を起こし、その後60万ポンド(当時のレートで約1億1940万円)でバンドと示談に応じている。しかし、ここにきてトニーは自身の近況について明らかにし、オアシス時代の遺品をオークションに出品するつもりだとザ・サン紙に語っている。

「これまで俺はオアシスとの繋がりを儲けの対象にしてこなかったんだ。今までいろんなオファーも受けたし、さまざまな機会もあったけど、やる必要もないなと思ってきたからね。俺自身はこれまでほんとに普通の生活を続けてきて、特にすごいことはなにも起きてないから。今はクリント・ブーンとDJをやるのを考えてるところなんだよ」

今回の出品については次のようにトニーは答えている。「ウェイン・ルーニーが俺のドラム・キットを買うのに興味を持ってるっていう話を聞いたから倉庫に置きっぱなしになってるよりかはいいかなと思ったんだよね。昔のレコードと一緒にずっと片付けたまんまになってるから相当埃をかぶってるはずなんだ。プレミア(イギリスのドラム・メーカー)のドラム・キットで、当時はシンバルだけはリースで使ってて、バス・ドラ、トムトム、スネアは全部俺のものだったんだよ。これを全部オークションに出すつもりなんだ。高値がついたりしたら、金額の一部は音楽関連のチャリティに寄付しようかとも考えてるんだよ」。

最高落札者について来月明らかになるという。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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