奥田民生、東日本大震災のドキュメンタリー映画「Pray for Japan」のテーマ曲を担当。3月に日米で公開

奥田民生、東日本大震災のドキュメンタリー映画「Pray for Japan」のテーマ曲を担当。3月に日米で公開

奥田民生が、3月公開の映画「Pray for Japan ~心を一つに~」のテーマ曲の制作と演奏を手がけたことを発表した。その楽曲の詳細やリリースに関する情報は、今のところ明らかにされていない。

「Pray for Japan ~心を一つに~」は、日本の漫画を翻訳し、海外へ販売しているTOKYOPOP社の創立者スチュウ・リービーが、東日本大震災の直後から被災者支援のボランティアをしながら撮影したというドキュメンタリー映画。スチュウ・リービーは「自分のことで精一杯であるはずなのに、他人や故郷のために力を尽くすヒーローたちの話を世界に知ってもらいたかった。この作品はボランティアで参加してくれた才能ある多くの皆様の力で形になりました。おかげで日本のすばらしいスピリッツを記録することができました」とコメントしている。この映画は、非営利ベースの映画製作で、制作協力者はすべてボランティアとのこと。テーマ曲を手がけた奥田民生のほか、ポストプロダクションを株式会社キュー・テック、オープニング・アニメーション制作を監督の長濱博史と株式会社スタジオディーン、福島出身の詩人、和合亮一の詩の朗読を鈴木京香が担当した。

映画の公開は、全米14都市で3月14日(水)からスタートするが、それに先駆けて、3月6日(火)に東京のシネマート新宿で「ワールドプレミアイベント上映会」が、3月7日(水)に宮城のワーナー・マイカル・シネマズ新石巻で、被災者への無料上映会が行われる。このイベントを含む収益金の全額は、震災直後から瓦礫撤去や炊き出し、物資の運搬などボランティア活動を行い、現在も支援を続けているという、日本の特定非営利活動法人JENに寄付される。
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