モトリー・クルーのヴォーカルのヴィンス・ニールは1987年のバンドの大ヒット曲“ガールズ、ガールズ、ガールズ”にちなんで命名されたストリップ・クラブを立ち上げることを明かしている。店はラスヴェガスにあって2週間後に営業を開始するが、よりエッジーなストリップ体験を提供するとヴィンスは語っている。
ラスヴェガス・サン紙の取材に応えたヴィンスは店のガールズ・ガールズ・ガールズについて「ロックンロール・ストリップ・クラブ」だと説明していて、出演者は全員が音楽ヴィデオからそのまま登場したような女の子が揃っていると語っている。
どんな店なのかという問いにヴィンスはこう説明している。「まず女の子たちがもっとエッジーだね。タトゥー禁止なんてことはしてないからさ。音楽ヴィデオからそのまま出てきたようなルックスの女の子ばかり揃ってるよ。かわいくて色気があってエッジもあるっていうね。最終的には女の子のTバックがものをいうっていうのはわかるけど、スタートの衣装もほかよりは色っぽいものにするんだ。第2に、音楽が退屈だってことはないから。ハウス的な没個性音楽は一切なし。ロックンロールをぶちかますというものになるから。最初から最後まで音でぶちかまし、モトリー・クルーだってちょっとかけることになるよ」。
さらにヴィンスは客の求めているものはよく承知しているし、ストリップ・クラブ経営には誇りを感じているとも語っている。「セクシーな女の子に男がなにを求めてるのかはよくわかってるし、それは嫌というほど打ち出させてもらうことになるよ。ラスヴェガスで一番セクシーな女の子たちを俺が組織していくことになるんだよ。ストリップ・クラブは昔からずっとやってみたかったし、今度の店はこれまで存在してきたクラブでも最高峰のものになるんだ。その保証をするために俺が肩入れするんだからね」。
ヴィンスは2010年の年末に酒酔い運転で逮捕され、昨年の1月には実際に収監されることにもなったが、その後、モトリー・クルーの30周年記念ツアーを世界各地で成功させた。
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