キッス、ロックンロール名誉の殿堂は茶番だと語る

  • キッス、ロックンロール名誉の殿堂は茶番だと語る - 1978年作『ジーン・シモンズ』

    1978年作『ジーン・シモンズ』

  • キッス、ロックンロール名誉の殿堂は茶番だと語る - 1978年作『ポール・スタンレー』

    1978年作『ポール・スタンレー』

  • キッス、ロックンロール名誉の殿堂は茶番だと語る - 1978年作『ジーン・シモンズ』
  • キッス、ロックンロール名誉の殿堂は茶番だと語る - 1978年作『ポール・スタンレー』

6月に2009年の『Sonic Boom』以来となる新作『Monster』をリリースするキッスだが、ベースとヴォーカルのジーン・シモンズは4月に今年の殿堂入り授賞式が行われるロックンロール名誉の殿堂について「茶番だろ」と語っている。

ローリング・ストーン誌の取材に応えてジーンはマドンナやブロンディなどのロックとは言えないアーティストを殿堂入りさせることで賞そのものの誠実さが失われてしまったと語っている。もしキッスが殿堂入りすることになったら、それを受けるのかという問いにジーンは次のように答えている。

「もう茶番だよな……俺たちもいろいろ考えてて、俺たちなりの解決策っていうのは『財団ごと買収して全員クビにしてやるか』っていう。ファンに対して真剣に考えるなら、ロックンロール名誉の殿堂という名の機関がマドンナ、ブロンディ、トーン・ロークを殿堂入りさせること自体、これらのアーティストに対して失礼なことだよ」

さらにジーンはこう続ける。「ほかにどんなディスコ・アーティストが殿堂入りしてるものか、わかったもんじゃねえよな。こういうアーティストはさ、ダンス・ミュージック名誉の殿堂に招待されないでここに入れられてるから失礼だって言ってるんだよ。だって、やってんのダンス・ミュージックじゃん。名実ともにダンス、ディスコ・アーティストだよ。ロックンロールに含まれてはいないんだからさ」。

ヴォーカルとギターのポール・スタンレーも次のようにロックンロール名誉の殿堂への批判をこう語っている。「ロックンロール名誉の殿堂はもう自分たちの御眼鏡にかなう表彰相手を探すのにいろいろ漁ってるようなところにまで来ちゃってるんだよね。別に悪気はないけどさ、パティ・スミスを殿堂入りさせちゃったら、もうピート・シーガーだって殿堂入り間近だろっていうもんだよね」。

4月14日に行われる今年のロックンロール名誉の殿堂の殿堂入り式典では、ガンズ・アンド・ローゼズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビースティ・ボーイズ、ザ・フェイセズ、ザ・ミラクルズ、ドノヴァンらの殿堂入りが決定している。特にガンズはオリジナル・ラインナップが顔を合わせることになると大きな話題を呼んでいるが、ギターのスラッシュやベースのダフ・マッケイガンはオリジナル・ラインナップによるパフォーマンスは行わないと明らかにしている。

なお、キッスは1999年以降、殿堂入り資格を得ているが、これまで選外が続いている。



(c)NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする
フォローする