今年のコーチェラ・フェスティヴァルのヘッドライナーを務めたドクター・ドレーとスヌープ・ドッグの出番では、1996年に銃撃死したトゥパック・シャクールとのホログラム共演が大きな話題となり、ドレーもステージでいずれマーヴィン・ゲイやジミ・ヘンドリックスのホログラムにもお目にかかりたいと語ったが、マイケル・ジャクソンのホログラムのツアーがありうると『ザ・サン』誌が伝えている。

マイケルとかつてジャクソン・ファイヴやザ・ジャクソンズとして活動した兄のジャッキー・ジャクソンはトゥパックのホログラム客演に関連してこう語っている。「あれをマイケルでということも考えられるわけで、そうしたらすごいと思わない?　でもね、実際問題としてぼくたちはマイケルのシルク・ド・ソレイユのツアーとしてホログラムを検討したんだよ」

また、『ザ・サン』紙は関係者筋の談話として、実現させるには相当の交渉が必要となるとしているが、もし成功すれば「史上空前の成功をもたらす」ともしている。

「マイケルの遺産管理団体とマイケルのイメージを使った新しい作品を交渉するとなると相当な政治力が要求されることになるよ。でも、今ではどれだけクオリティの高いものになっているのか見せつけられているわけだからね。史上空前の収益をもたらす世界ツアーになることだって考えられるよ」

マイケルは2009年6月に麻酔薬プロポフォールの過剰服用により他界している。マイケルの主治医を務めていたコンラッド・マレーは昨年11月にマイケルの死に関して過失致死を問われ、禁固刑4か月を言い渡されている。

コーチェラでのトゥパックのホログラム特別出演はこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=TGbrFmPBV0Y&feature=youtube_gdata_player

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