先頃再結成を果たしたドッジーのドラムのマシュー・プリーストは、ザ・ストーン・ローゼズの再結成リハーサルがオリジナル・ドラマーのレニことアラン・レン抜きのものになっていると語っている。
マシューはXFMの取材に応えてそう語ったとのことで、ザ・サン紙によれば次のように語っているとか。「(再結成ライヴの)チケットを買ったのはローゼズがぼくの最も好きなバンドでしかもレニが叩くことになるからだったんだけど。でも、レニが叩かないかもしれないという噂があって、レニが体調を崩していて、別なドラマーとリハーサルをしているというんだ。ローゼズがチケット25万枚も売り切ったのはレニがいるからで、ぼくはレニとの再結成が観たいんだ」
しかし、ローゼズ側の事務所はこの報道を真っ向から否定していてバンドは「ちゃんと4人全員でリハーサルをしている」と発表している。
その一方で、ローゼズの大ファンであるブラッド・ピットはマンチェスターのヒートン・パークで行われる再結成ライヴのチケットを物色していて、チケット4枚をなんとか押さえようとしているとブラッドに近い関係者筋が語っているとか。
ヒートン・パークでの再結成ライヴは6月29日、30日、7月1日に開催される予定で、それぞれの日にプライマル・スクリーム、ビーディ・アイ、プランBが前座を務めることになっている。さらにセカンドのサポートには3日間とも、ボブ・マーリィのバック・バンドだったザ・ウェイラーズが出演する。
さらに29日にはザ・ヴァクシーンズ、キッド・ブリティッシュの出演も予定していて、30日にはプロフェッサー・グリーンとホリー・クック、そして1日のプランBの前にはザ・クラッシュのミック・ジョーンズとザ・ファームのピート・ワイリーによるザ・ジャスティス・トゥナイト・バンドやダーティ・ノースの出演も控えていて、ほとんどローゼズ・フェスという様相の顔触れとなっている。
また、ローゼズはT・イン・ザ・パーク・フェスティヴァルやフジロック・フェスティヴァルへのヘッドライナー出演も控えている。
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