6月7日のトルコのイスタンブール公演からヨーロッパ・ツアーに突入しているマドンナのMDNAツアーだが、マドンナこの公演中に自身の乳首をチラ見せする一幕があったとか。

公演中のセットで"ヒューマン・ネイチャー"のパフォーマンスで、男装したマドンナはシャツを脱ぎ捨てると、ブラを一瞬めくって乳首を晒して自分でつついてみせ、それと同時に背中に描かれた「No Fear」という文字をみせながら物憂い"ライク・ア・ヴァージン"へと流れ込んでいくパフォーマンスを披露している。

なお、マドンナは5月31日にイスラエルのテルアヴィヴ公演でフランスの極右政党国民戦線党首マリーヌ・ル・ペンをナチス扱いしたことで、訴訟をちらつかされている。

この公演では"ノーバディ・ノウズ・ミー"の演奏中に額にナチスの鍵十字の紋章が入ったル・ペンの写真が映し出され、このことに仰天したル・ペン党首は7月に公演がフランスを訪れる際に同じことが繰り返された場合には法的手段に訴えるとしている。

「歳を取った歌手が人の関心を集めたくなると極端なことをするというのは昔からあることですから」とル・ペン党首が語ったと『ザ・デイリー・メール』紙が伝えている。マドンナを本気で訴えるつもりかという問いにはこう答えている。「同じことをフランスでやったら、わたしたちは待ち構えていますよ」。

極右政党の国民戦線は現在、フランスでは第3位の支持を誇る政党となっているが、かつてル・ペン党首の父、ジャン=マリー・ル・ペン党首はナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を第二次世界大戦中の出来事のなかでも「微々たる出来事」と発言し物議を呼んだ。

途中乳首チラ見せが披露されるマドンナの"ヒューマン・ネイチャー"から"ライク・ア・ヴァージン"へのパフォーマンスはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=G-NmCokWffQ&feature=player_embedded

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