NMEが「人種差別主義者でっち上げ記事」をめぐってモリッシーに謝罪

NMEが「人種差別主義者でっち上げ記事」をめぐってモリッシーに謝罪

アメリカ・ツアーを終え、7月からヨーロッパ・ツアーを控えているモリッシーだが、2007年に『NME』が掲載した記事についてモリッシーが起こしていた訴訟について『NME』は謝罪文をオフィシャル・サイトに掲載している。

モリッシーは『NME』の版元のIPCメディアと元編集者のコナー・マックニコラスを相手取り、2007年11月28日号に掲載されたインタヴューがモリッシーに対して中傷的でモリッシーを人種差別者主義者として描こうとしたものだったと訴えていた。特にモリッシーが問題としていたのは、自分に対して好意的に行われていた取材の記事を編集部でリライトして、自分の発言をいかにも人種差別的なように書き換え、それを掲載したということで、元々のインタヴューのテープ起こし原稿などを証拠にモリッシーは『NME』に対して争う構えだった。これまでは裁判の予備審査が行われていて、裁判は今年中に本格的に行われることになっていたが、ここにきて『NME』が突然の謝罪告知を掲載している。それは次のようなものになっている。

「わたしたちは2007年12月に『Morrissey: Big Mouth Strikes Again』という記事を掲載しました。

これに続いてモリッシーはわたしたちに対する訴訟の構えを始めました。モリッシーの主張はわたくどもの雑誌とのインタヴューを逆手に取って不正に自分を人種差別主義者だと糾弾したというものでした。モリッシーはこの記事が自分が反動的に見えるように編集されたものだとしています。

わたしたちはここでモリッシーが人種差別主義者だとは思っていないということをあらためて明らかにしたいと思います。わたしたちは自分たちでもそんなことを言っているとは思っていなかったし、もしモリッシーやほかの人たちがそのようにこの記事を誤解してしまったとしたなら、それについては謝罪したいと思います。わたしたちはモリッシーを怒らせるつもりでこういうことをしたわけではないし、また、お互いに得意な領分を発揮しつつ連携していきたいと思っています」

ただ、この謝罪文はモリッシーからの記事を改竄したという言い分についてはまったく認めていないので、これで一件落着ということにはならないのかもしれない。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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